ZoomミーティングでiPhoneアプリのZoomクラウドを使用する(画面共有にVoiceOverの音声を含める)
画面共有にVoiceOverの音声を含める
iPhoneでZoomミーティングに参加していると、こちら側では操作しているiOS機器のVoiceOverの音声は聞こえるものの、Zoomからは、VoiceOverの音声は流れてきません。
Zoomには、「オリジナル音声」という機能があり、この機能を利用することで、iPhoneからの画面共有もVoiceOverの音声付きで行えるようになります。
「オリジナル音声」の設定
「ZOOMの音声設定方法 | クロマチックハーモニカ教室 北村サユリ(京都・オンライン・個人・グループ)」というサイトには、マイクで拾った音声(オリジナル音声)をZoomのシステムに入力するための設定方法が紹介されていました。
スマートホン、タブレットでの設定方法によると、設定は初回の通話前に1度、毎回の通話中に1度行う必要があるとのことです。
通話前に行う作業(初回のみ)
- Zoomアプリを起動し、画面右下の「設定」タブ(画面下部を4本の指でタップすると「設定」タブに即座に移動できます。)をダブルタップします。
- 表示されたメニューを右にフリックして「ミーティング」という項目をダブルタップします。
- 表示されたメニューを右にフリックしていって、「オリジナル音声を使用」という項目をダブルタップして、オンにします。
設定が終わったら、左にフリックしていくか、画面の上部を4本の指でタップし、画面左上の「設定 戻る」ボタンに移動し、ダブルタップします。
ホーム画面に戻りますので、このままアプリを終了しても大丈夫です。
通話がはじまってから行う作業(毎回)
- 通話中に右にフリックしていくか、画面下部を4本の指でタップして、画面右下にある「詳細」タブに移動します。
- 「詳細」タブをダブルタップし、表示されたメニューを右にフリックして「オリジナル音声を有効化」ボタンをダブルタップします。
※もともと「無効化」になっている場合は、すでに有効になっているので設定は不要です。「キャンセル」をタップして画面を閉じてください。
「オリジナル音声」の利用結果
「オリジナル音声を使用」する設定に変更してzoomミーティングを行ったところ、ミーティング中にVoiceOverの音声も聞こえてきました。
そのため、iPhoneからの画面共有をあえて行わなくとも、VoiceOverの音声が聞こえるので、相手側のiPhoneの状態は想像することができました。
これに、iPhoneからの画面共有を加えれば、参加者のiPhoneの状態をさらに具体的に把握できると思いました。
「オリジナル音声」について
Zoomの機能をいろいろと調べてみると、Zoomはオンライン会議に特化したシステムで、周囲が多少ざわついていても会議ができるように「ノイズキャンセリング機能」が装備されているとのことでした。
Zoomの音声処理機能(ノイズキャンセリング機能)として、
- 連続的な背景雑音(ノイズ)の抑制
- 断続的な背景雑音(ノイズ)の抑制
などがあるということでした。
VoiceOverの音声が Zoom から流れてこなかった要因の一つとして、この「ノイズキャンセリング機能」が原因かも知れないと思いました。
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