« パソコンでZoomミーティングを開催する:スケジュールしたミーティングを開始する | トップページ | ZoomデスクトップアプリでのiPhone画面とVoiceOverの共有 »

2020年11月21日 (土)

ZoomミーティングでiPhoneアプリのZoomクラウドを使用する(画面共有にVoiceOverの音声を含める)

画面共有にVoiceOverの音声を含める


iPhoneでZoomミーティングに参加していると、こちら側では操作しているiOS機器のVoiceOverの音声は聞こえるものの、Zoomからは、VoiceOverの音声は流れてきません。


Zoomには、「オリジナル音声」という機能があり、この機能を利用することで、iPhoneからの画面共有もVoiceOverの音声付きで行えるようになります。


「オリジナル音声」の設定

「ZOOMの音声設定方法 | クロマチックハーモニカ教室 北村サユリ(京都・オンライン・個人・グループ)」というサイトには、マイクで拾った音声(オリジナル音声)をZoomのシステムに入力するための設定方法が紹介されていました。


スマートホン、タブレットでの設定方法によると、設定は初回の通話前に1度、毎回の通話中に1度行う必要があるとのことです。


通話前に行う作業(初回のみ)


  1. Zoomアプリを起動し、画面右下の「設定」タブ(画面下部を4本の指でタップすると「設定」タブに即座に移動できます。)をダブルタップします。
  2. 表示されたメニューを右にフリックして「ミーティング」という項目をダブルタップします。
  3. 表示されたメニューを右にフリックしていって、「オリジナル音声を使用」という項目をダブルタップして、オンにします。

    設定が終わったら、左にフリックしていくか、画面の上部を4本の指でタップし、画面左上の「設定 戻る」ボタンに移動し、ダブルタップします。

    ホーム画面に戻りますので、このままアプリを終了しても大丈夫です。

通話がはじまってから行う作業(毎回)


  1. 通話中に右にフリックしていくか、画面下部を4本の指でタップして、画面右下にある「詳細」タブに移動します。
  2. 「詳細」タブをダブルタップし、表示されたメニューを右にフリックして「オリジナル音声を有効化」ボタンをダブルタップします。

    ※もともと「無効化」になっている場合は、すでに有効になっているので設定は不要です。「キャンセル」をタップして画面を閉じてください。

「オリジナル音声」の利用結果

「オリジナル音声を使用」する設定に変更してzoomミーティングを行ったところ、ミーティング中にVoiceOverの音声も聞こえてきました。


そのため、iPhoneからの画面共有をあえて行わなくとも、VoiceOverの音声が聞こえるので、相手側のiPhoneの状態は想像することができました。


これに、iPhoneからの画面共有を加えれば、参加者のiPhoneの状態をさらに具体的に把握できると思いました。


「オリジナル音声」について

Zoomの機能をいろいろと調べてみると、Zoomはオンライン会議に特化したシステムで、周囲が多少ざわついていても会議ができるように「ノイズキャンセリング機能」が装備されているとのことでした。


Zoomの音声処理機能(ノイズキャンセリング機能)として、



  1. 連続的な背景雑音(ノイズ)の抑制
  2. 断続的な背景雑音(ノイズ)の抑制

などがあるということでした。


VoiceOverの音声が Zoom から流れてこなかった要因の一つとして、この「ノイズキャンセリング機能」が原因かも知れないと思いました。


« パソコンでZoomミーティングを開催する:スケジュールしたミーティングを開始する | トップページ | ZoomデスクトップアプリでのiPhone画面とVoiceOverの共有 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。